6月号画像
A5判・188頁・全頁2色刷
(表紙/上村淳之 画伯)
2011年6月号の主な内容 (No.151)

[今月号の特集]

震災大特集(1) 伝統仏教宗派が集めた義援金総額は25億円!? …被災者や被災した寺院に10大宗派はどれほど頼りになっているか
東日本大震災で5000を超える寺院が被害を蒙っている。各宗派はそうした寺院や人々に、どれほどの支援をしたのか。震災から2カ月半の現状で、どの宗派がもっとも義援金を送ったのか。


震災大特集(2) 大災害でお寺が避難所となったら何ができるか
大災害が起きれば、避難所に指定されていなくてもお寺には人々が逃げ込んできて、避難所となるだろう。いざという時に人々に寄り添えるためのケーススタディー8カ寺(千葉県浄土宗東漸寺、岩手県臨済宗妙心寺派慈恩寺、岩手県日蓮宗仙寿院、宮城曹洞宗興福寺、東京都日蓮宗常圓寺、埼玉県浄土宗安國寺、千葉県天台宗長福寿寺、北海道法華宗真門流妙見寺)。



国立博物館の仏像が泣いている 〜なぜ仏像への法要が許可されないのか
各地の博物館で仏像や宗祖関係の展覧会が目白押しだ。が、そこでちゃんと法要・供養が行われているのか心配になって取材したら、思わぬことが分かった。



問題の所在 京王電鉄グループが母体の墓地約1万5000区画を経営する巨大霊園寺院が曹洞宗から離脱した前代未聞の真相
しかも、その直後に同寺住職の後継者である副住職が解任された。おまけに元副住職からは八王子市保健所に上申書が出された!



法廷で宗教法人売買が問題になっている!
「在家僧侶資格」なるものを売り物にする寺院が規則変更をめぐって東京都と争っている。しかも、この寺院の代表役員はかつて宗教法人売買をした人だと東京都は抗弁しているが…。



震災大特集(3) 宗教者災害支援連絡会で判ったこと …被災地には僧侶にしかできないことが沢山ある!
宗教界が宗派教派を超えて災害支援活動に取り組んでいくために発足した宗教者災害支援連絡会のルポ。被災地で宗教が問題になっているという。



震災大特集(4) 大震災に宗教者の社会貢献を考える …稲場圭信(大阪大学大学院准教授)
宗教者災害救援ネットワークを立ち上げた稲場圭信准教授が、ウェブを活用した宗教者の社会貢献、宗教的利他主義による人助けの可能性についての提言を行う。



震災大特集(5) ホームレス支援僧の被災者支援奮闘記 …川浪剛(真宗大谷派僧侶)
大阪の地で路上生活者の生活支援を続けている真宗大谷派僧侶が被災地に駆けつけて見たものは、行政の目の届かないところで頑張っている寺々だった。



住職ルポ ガンを発症しつつも自作の歌で感動を呼ぶシンガーソングライター女性住職
奈良県浄土真宗本願寺派教恩寺の梁瀬奈々住職が、「歌う尼さん」として人気上昇中。しかし心身には大きな患いがあった。



第6回本誌「住職関心事アンケート」結果(1)
毎年恒例、本誌「住職アンケート」を今号から結果発表 …住職が若い僧侶、檀信徒、世の中全体に言いたいことは? 寄せられたお声はいずれも傾聴に値するものばかり!



初調査・現地報告 バングラデシュの仏教遺跡からインド仏教衰亡の理由が解明されるか …保坂俊司(中央大学大学院教授)
インド仏教は1203年、ヴィクラマシーラ寺などへのイスラーム軍の攻撃によって、衰亡したとされる。それは本当なのか。



チベット続報 中国本土で起きている戦慄の事実 …小林秀英(チベット問題を考える会代表)
宗教の自由を叫んで一人のチベット僧が焼身自殺。ところが、この僧侶に中国の人民武装警察隊はなんと発砲したのだ。



原発を本当に知るための18冊 …中島哲演(真言宗御室派明通寺住職)
長年、原子力発電所の恐ろしさを訴えて托鉢を続けてきた住職が選んだ必読書とは?



[寺院・住職に直言提言]
小山明子 (女優) … 「よりよき死を迎えるために」
和田秀樹 (精神科医) … 「宗教と現代精神分析」




[ショートルポ]
無念! 住職の子息がユッケ食中毒で亡くなりました/京都・総本山仁和寺が桜守に訴えられた営業権訴訟/被害総額百億円を下らない「神世界」事件とは何か?

青年会よ! 何でもやろう! 何でも言おう!
第13回/三重県曹洞宗青年会 「鼓司」



 [好評連載]

 新連載スタート
 いま超人気の小池龍之介の「現代寺院のためのパーソナルブディズム」第1回



 今に生きる人々に伝えたい仏教の実践的解釈論
 「有縁社会に回帰するための新たな縁起論『共創』とは何か」
  奈良康明
(東方研究会常務理事・駒澤大学名誉教授)


 最新版仏教文化基礎講座 はじめての人に仏教を説くために
 「シッダールタの四門出遊ぶ説話の疑問を解こう」
  鈴木隆泰
(山口県立大学大学院教授・国際文化学研究科長)


 今にいたる中世の寺院 僧侶や在家その実像
 「法然の念仏衆は戒律を否定したのか」
  井原今朝男
(国立歴史民俗博物館教授・総合研究大学院大学教授)


 本当の創価学会問題
 「平和人権を標榜する教団なのになぜ酷い名誉毀損裁判が起きるのか」
  段勲
(ジャーナリスト)


 日本仏教実践思想論
 「戦後急成長した新宗教に何を見るか」
  島薗進
(東京大学教授・日本宗教学会会長)


 秘められた祈りの形講座
 「地震や大津波を先人はいかに祈り、乗り越えてきたか」
  豊嶋泰國
(宗教民俗研究者)


 仏教ことわざよもやま漫歩(6)
 「七福は即生せず」
  勝崎裕彦
(大正大学仏教学部長・浄土宗住職)


 住職・寺族のための医心仏心
 「脳を働かせるには甘い物が必要だ!」
  高田明和
(浜松医科大学名誉教授)


 つっぱり和尚骨山日記
 
 「『住職いらない、っていうならすぐ出て行きますッ』と和尚ついに大爆発した訳」
  橋芳照
(高野山真言宗寺院住職)


 なんたって寺族の言い分ほんねの記
 「葬儀をしてないのに納骨をと電話があったけれど」
  鏡島眞理子
(曹洞宗寺院住職夫人)


 色即是空の科学事始め
 「放射能と放射線は違う」
  池内了
(総合研究大学院大学教授・宇宙物理学者)


 我他彼此二仏中間
 「教団の教勢はボランティア率によると教団幹部は知るべし」
  大村英昭
(関西学院大学教授・浄土真宗本願寺派僧侶)


 お寺の庭づくり
 「季節ごとの庭木の手入れ法と効能」
  白井昇
(日本造園組合連合会理事長)


 住職のための今月のことば
 「ふるさと崩壊」
  稲垣真澄
(ジャーナリスト)


 68億人の宗教トレンド
 「各国で高まる民主化を叫ぶ人々の陰にひそむ部族と宗派の亀裂」
  荒木重雄
(アジア社会研究者・社会環境学会理事長)


 税金相談(震災Q&A特集)… 実藤秀志(公認会計士・税理士)
  質問1 地震で被災した寺院にとって住職や寺務員の源泉徴収はどうすべきですか
  質問2 寺院からも、また個人でも義援金を送りたいけれど、上手な寄付の方法は?


 法律相談(震災大特集)… 橋口玲(弁護士)・ 平松和也(弁護士)
  質問1 建物全壊で住職も責任役員も全員亡くなった宗教法人は認証取り消しとなりますか
  質問2 隣の空き地が草ぼうぼうで防災防火上問題がある。何とかできませんか



[法話特集] ●毎号12ページの「法話特集」別冊が付きます。



 お説教のタネ本「現代女流歌人・河野裕子さんの遺した“うん、もうこれでいい”」


 在俗の説法者 第107回 「分け合って生きる ──大震災で巡りあった人々(2)」
  篠原鋭一
(曹洞宗住職・自殺防止ネットワーク風代表)


 生きるとは何か 第11回 「わかりあえるなんて ──高峰秀子ご夫妻に取材して」
  亀井鑛
(NHK「こころの時代」司会者)


 スピリチュアルケア講座 第22回 「復興支援に学ぶ」
  井上ウィマラ
(高野山大学准教授)


 仏教儀礼入門 第110回 「古代中国のかたち ──“懺悔”を知るために」
  多田孝正
(天台宗住職・大正大学名誉教授)


 そもそもお葬式セミナー 第98回 「死期が近づいたら…」
  村越英裕
(臨済宗妙心寺派住職・イラストライター)


 法語伝道聖句三昧 第151回 「生成発展」
  岩坪眞弘
(高野山真言宗住職)



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