2月号画像
A5判・200頁・全頁2色刷
(表紙/上村淳之画伯・文化功労者)
2014年2月号の主な内容 (Vol.475)

[今月号の特集]

主要10宗派の「予算」を総覧して分かったこと
各寺院が宗派に納めた賦課金は、本当に寺院や檀信徒のために使われているのか、宗門のためになるものか。我が宗派の特徴や予算の当否を知るためには1宗派だけ見ていても分からない。天台宗、高野山真言宗、真言宗智山派、真言宗豊山派、浄土宗、浄土真宗本願寺派、真宗大谷派、臨済宗妙心寺派、曹洞宗、日蓮宗の予算を比較分析した。


資産運用に失敗してついに自己破産した宗門校の元校長・住職への宗派処分
宗門校の校長も務めた経歴を持つ大阪の臨済宗妙心寺派住職(77歳)に剥職処分が下された。なんと老後のために買った未公開株が原因で、破産に追い込まれてしまったというのだ。高齢者をねらう詐欺の実態そして事件の真相は?



礼録3億円を納めず宗派離脱を宣言した住職を宗派が罷免した真相
名古屋市昭和区八事の高野山真言宗別格本山興正寺といえば中京圏きっての大刹だ。だが住職は平成24年7月、2万坪もの土地売却について宗規違反をし礼録も納入拒否、その上、宗派離脱を宣言した。これに対し、この1月、宗派は住職に罷免を通告。大刹に何が起きているのか。



墓地業者に騙された寺院が三菱東京UFJ銀行と業者を訴えたわけ
関東地方の浄土宗寺院に業者が墓地計画を持ち込んだ。ところが業者の資金繰りのせいで事業が進まず、お寺が損害賠償金まで支払わされ、しかも寺領に抵当権まで残されてしまった。損失を取り戻すべく住職は業者と抵当権を持つ三菱東京UFJ銀行を提訴した。その実態を裁判に学ぶ。



お寺や宗派が始めた婚活支援や仏前結婚式が大好評の理由
生涯未婚率が年々上昇し、少子化も止まらない。ここに危機感を持ち婚活支援に乗り出した寺院や宗派があり、想像以上に大好評だ。静岡県・真宗大谷派正蓮寺、群馬県・桐生仏教会青年部、山梨県・日蓮宗常徳寺、鹿児島県・浄土真宗本願寺派鹿児島別院、真宗大谷派のケーススタディー。



仏教を親しみやすく伝えるために 宗派とお寺のゆるキャラ大特集
「ゆるキャラ」人気に合わせて仏教界でもオリジナルキャラクターを作る動きが増えている。伝統仏教各宗派をはじめ、兵庫県・高野山真言宗?利天上寺、滋賀県・天台寺門宗総本山園城寺、群馬県・浄土真宗本願寺派重恩寺、石川県・高野山真言宗那谷寺のキャラクター大集合



人心が変わったように見える世の中にどう向き合うべきか…酒井大岳(曹洞宗長徳寺住職)
葬儀を嫌う人々、法話に耳を傾けなくなった人々、お寺に無関心な人々が増えているふうなことをマスコミは囃し立てる。本当に、人々の心は変わってしまったのか。



家族の繋がりが薄れる昨今なのになぜに「家族葬」が増えるのか…武田至(一般社団法人火葬研・代表理事)
「父の葬儀は家族葬にしたい」と言われることが一段と増えている。家族葬と従来の葬儀とでは何が異なるのか。「家族葬」という言葉に隠されたものがある!?



現代宗教者論〔第2回〕…石井光太(ノンフィクション作家)
瓦礫が広がる東日本大震災の地を訪れた僧侶の読経の声に被災者がすがりつくように集まってきたという。この現実に何が見えてくるか。人々に期待される宗教と宗教者の役割を問う。



各寺院にある「涅槃図」が地域活性化につながる実際ルポ…竹林史博(曹洞宗龍昌寺住職)
知る人ぞ知る新潟県佐渡市の数十カ寺がひなまつりに合わせて行う「涅槃図巡り」は圧巻だ。その方法と苦心に学ぶ。



現代に大活躍する住職の実践
お寺のカウンセリングルームが評判だ。鳥取県日野郡江府町、曹洞宗東光寺の名越修孝住職は商社を辞めて、55歳で仏門へ。心理カウンセラーとしての経験を活かして檀家と共に第二の人生を歩む住職の感動ルポ。



[寺院・住職に直言提言]
三木卓 (作家/日本芸術院会員) … 「我が家のお墓」
津村記久子 (作家) … 「お寺という居場所」




[ショートルポ]
●僧侶を愚弄するメルセデスベンツのCMに黙っていられない●お寺のお風呂も高級時計も課税対象? 愛知県下の2カ寺に課された重い追徴課税●大阪府・日蓮宗本澄寺が設けた放射能測定所の注目度●僧籍剥奪・寺院退去か宗派離脱かで揺れた京都市・臨済宗妙心寺派明道寺裁判の判決





 [好評連載]

 今にいたる中世の寺院・僧侶や在家その実像〔114〕
 「天皇の年回法要が権力抗争の場と化した史実」
  井原今朝男
(国立歴史民俗博物館教授・総合研究大学院大学教授)


 今からの宗教酔眼千里眼〔4〕
 「日本人と現代仏教の位相(4)」
  島薗進
(上智大学教授・宗教学者)


 パーソナルブッディズム〔16〕
 「この寺の『僧侶規定』を考えています」
  小池龍之介
(正現寺住職)


 激変する葬送にいかに対処すればよいか!? 〔6〕
 「葬儀に美しすぎる花ばかりがはばを利かすようになった理由」
  内藤理恵子
(宗教学者)


 初めての人に仏教を説くために 最新版仏教文化基礎講座〔34〕
 「釈尊は衆生を救うためにどのような説法をしたのか」
  鈴木隆泰
(山口県立大学大学院教授・国際文化学研究科長)


 秘められた祈りの形講座〔104〕
 「お餅を供えたり食べるのは『万民法楽』のためというわけ」
  豊嶋泰國
(宗教民俗研究者)


 本当の創価学会問題〔34〕
 「いつの間にか折伏も邪教という言葉も使わなくなったのはなぜか!?」

  段勲
(ジャーナリスト)


 現代日本の宗教最前線の状況と問題〔17〕
 「個人化する現代人なのになぜナショナリズムが流行るのかその正体を追う」
  櫻井義秀
(北海道大学教授/宗教社会学者)


 今こそ宗教と法律の問題新講座〔10〕
 「信教の自由から見る固定資産税とその問題」
  櫻井圀郎
(宗教法および宗教経営研究所所長教授)


 つっぱり和尚骨山日記〔182〕
 
 「我が寺の興廃はこの一瞬にありと緊張するのは30年経った今も変わりません」
  橋芳照
(高野山真言宗住職)


 なんたって寺族の言い分ほんねの記〔136〕
 「パソコンの中の大事な記録が全て消されてしまいました」
  鏡島眞理子
(曹洞宗住職夫人)


 いまさら師匠に聞けないこと〔26〕
 「法話を上手に語るコツ」
  仙田陽高
(真言宗豊山派住職)


 古今東西名著万巻のススメ〔28〕
 「山本常朝口述『葉隠』を読む」
  芹川博通
(比較思想学会前会長・日本宗教学会評議員)


 色即是空の科学事始め〔93〕
 「遺伝子に刻印された子育て――ハサミムシの母親の壮絶な姿を見て……」
  池内了
(総合研究大学院大学教授・宇宙物理学者)


 仏教ことわざよもやま漫歩〔38〕
 「無縁の慈悲」
  勝崎裕彦
(大正大学学長・浄土宗住職)


 住職のための今月のことば
 「賢いカラス」
  稲垣真澄
(ジャーナリスト)


 70億人の宗教トレンド〔46〕
 「中国の共産党員より多いといわれる宗教信者の実態と国家管理」
  荒木重雄
(アジア社会研究者・社会環境学会理事長)


 法律相談… 橋口玲(弁護士)・ 平松和也(弁護士)
  質問1 某教団が宗教法人の会館に信者を集め半強制的に選挙活動させるのは憲法違反にならないのか
  質問2 弁護士に紛争解決や裁判を頼む際の費用はどのように決められるのか


 税金相談… 実藤秀志(公認会計士・税理士)
  質問1 後継者たる孫の修行費用を寺院や祖父が贈与する有利な方法はありますか
  質問2 税務署から延滞税や延滞金を課された際に納めるお金がなかったらどうなりますか





[法話特集] ●毎号12ページの「法話特集」別冊が付きます。



 お説教のタネ本「『なぜ月はあんなにも美しいのだろう』の答え?」


 在俗の説法者〔139〕 「この病院がなかったら」
  篠原鋭一
(曹洞宗住職・自殺防止ネットワーク「風」代表)


 生きるとは何か〔43〕 「仏作って魂入らず」
  亀井鑛
(NHKEテレ「こころの時代」元司会者)


 スピリチュアルケア講座〔54〕 「握って、手放す」
  井上ウィマラ
(高野山大学教授)


 仏教儀礼入門〔142〕 「僧侶たる行住坐臥」
  多田孝正
(天台学会元会長・大正大学名誉教授)


 そもそもお葬式セミナー〔130〕 「葬儀に宗旨を見せる(女性の場合)」
  村越英裕
(臨済宗妙心寺派住職・イラストライター)


 法語伝道聖句三昧〔182〕 「いつやるか? 今でしょ!」
  田中治郎
(みち書房代表)


 いまどきマンガ説法〔19〕 「涅槃図」
  佐々木正祥
(真宗佛光寺派住職)






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