4月号画像
A5判・208頁・全頁2色刷
(表紙/上村淳之画伯・文化功労者)
2021年4月号の主な内容 (Vol.561)

[今月号の特集]

老住職は副住職を救えぬまま法類がその死の9日後に発見という異常事態
耳を疑う事態だ。昨年3月、中部地方にある真言宗豊山派寺院で、60歳の副住職が急逝した。死亡現場はお寺だったのに、その死を発見したのは同居していた95歳の住職ではなく別の寺院住職だった。しかも死後9日後。実は住職は認知症の症状が出ており要介護状態だったという。どこのお寺でも起こりうる大問題だ。



社会貢献するお寺を自治体が免税するというのは本当か
社会貢献に努める寺院は多いが、実は行政より不当な扱いを受ける問題も潜んでいる。地域のための献身なのに宗教活動とみなされず、境内地に固定資産税が課されてしまうケースがあるのだ。それが、このほど解決されそうだという。一体どういうことなのか。




檀家総代の任免(2) お寺の困った総代を上手に辞めさせるにはどうするか

お寺も人間関係だから、時に住職の意に沿わぬ総代もいる。寺院運営の妨げになるような人なら辞めてほしいと思わなくもない。相手のプライドを傷つけず、信頼を損ねることなく辞めさせる方法はないか。前号に続き、檀家総代の任免問題と住職のホンネを取材した。



住職の寺院火事被害に学ぶ後悔しない貴重な話
寺院を預かる身としては最悪のことを想定しておくべきだろう。いつ何時どのような原因で火災が起こるとも分からないからだ。では、何をすべきか。不幸にも火災に遭ってしまった住職にその経験談を聞いた。火災が起きたそのとき、住職は何をして、その後、どんな防火対策を施したのか。



お寺を護る最先端防火消防設備とその導入費用
寺院にとって、最も恐ろしいもののひとつが火災だ。毎年、寺院の火災が報じられる。では住職はお寺をいかに火の手から護ったらいいのか。ドレンチャー、放水銃、消火栓や消火器から自動火災報知設備、火災警報器、警備会社まで最新の防火消防設備と対策を取材した。



コロナ禍における10宗派の広報費と広報活動の実際を比較検証(3)
まさにコロナ禍の今だからこそ、各宗派に情報発信の見直しが迫られている。取材すると、宗派によって広報費の使い方、紙媒体やウェブ媒体の活かし方にかなり違いがあることが分かった。3回にわたって10宗派(天台宗、高野山真言宗、真言宗智山派、真言宗豊山派、浄土宗、浄土真宗本願寺派、真宗大谷派、臨済宗妙心寺派、曹洞宗、日蓮宗)の広報の実際とその費用を比較検証した。



プロ野球の有名アンパイアが住職になったわけ
29年間プロ野球で活躍してきたアンパイアが群馬県の真宗大谷派寺院に晋山した。球界も、それに仏教界もビックリした転身にどんな事情があったのか。新住職を訪ねた。
 好評増刷! 
 本誌に毎号掲載している「住職ルポ」を単行本とした『みんなに知ってほしい――日本のものすごい10人の住職』(定価2,200円)が大好評! 貧窮者のために1日も欠かさず炊き出しを行う山寺の住職や、参拝ポイントカードや檀家出資の太陽光発電を成功させた住職、檀家ゼロから1000軒余の駆け込み寺に発展させた住職など、各地で奮闘する10人の住職の迫真のルポルタージュです。 <詳細を見る>

 第2弾も大好評! 
 本誌に毎号掲載している「住職ルポ」を単行本化する第2弾『だれだっておどろく! こんなにもすばらしい10人の住職』(定価2,200円)が発売たちまち大好評! 500人余が安楽に暮らせる老人ホームを育てる住職、性同一性障害を乗り越えた住職、毎月3000軒以上に寺報を手配りする住職、ローカル線無人駅をお寺にして人々の憩いの場にする住職など、その営みは今お寺で起きている事実が瞭然と分かる感動集です。 <詳細を見る>



集中連載 仏教は「死」をいかに説いてきたのか 今も活かせる実際の対機説法のために(1)
「釈尊や僧侶は自死を禁じたか? 自死者にどう向き合ったか?」…大谷由香(龍谷大学文学部特任准教授)

住職なら「不殺生」は極めて重要な戒律だと疑うことはないだろう。それでは、自ら死にたいと思う人や自死既遂者、さらにその遺族にこの戒律をいかに説けばよいのか。今まさに仏教が問われる課題ではあるが、それは釈尊の時代からも大きなテーマだった。



市の公園内に建てられた孔子廟の地代無償の何が争われたか…大島義則(弁護士)
令和3年2月、最高裁判所は政教分離原則に関する15件目の判決、そして3件目の違憲判決となる孔子廟判決を下した。神道・仏教ではなく儒教の施設である点がやや特殊であった今回の判決を分析した上で、仏教界への影響を検討したい。



集中連載 禅僧の病院長が提言する僧侶のいる病院から医師のいるお寺への実践(3)
「死への不安と恐怖を緩和するのに有効な『むかえびと』チャートのすすめ」…対本宗訓(大館記念病院理事長・院長、元臨済宗佛通寺派管長)

多くの患者を看取ってきた僧医が常に考えるのは、本人も家族にも平穏な最期だ。実はそれが仏門から医療の道に進んだ理由であり、そして辿り着いたのが周死期学。そのキーワードはデスベッドビジョンであり「むかえびと」なのだ。



人は死んだらどこへ行けばいいのか(6)
「死者の霊がいつまでも山中にとどまった時代があったのはなぜか」…佐藤弘夫(東北大学大学院教授)

この連載のタイトルにある問いを檀信徒から投げかけられたら、住職はいかに答えるだろうか。既にこの欄でも答えは一つでないことが明らかになっている。日本人の他界観が時と共に大きく変わっているのだ。その事例をさらに見よう。
 新刊4月下旬発売! 
 東北大学大学院・佐藤弘夫教授の本誌連載の単行本『人は死んだらどこへ行けばいいのか――現代の彼岸を歩く』(定価2,420円)が発売されます。人は死ねば消えてなくなるとした民族は存在しない。だが今、お墓を捨てる日本人が増えたのはなぜか。日本思想史の泰斗が列島の霊場多数を踏査した圧倒的結論とは? 古代から今日に至る「他界観」激変史年表も必見。 <詳細を見る>



最重要課題連載 人生100年時代の宗教指導者の長い老後問題(15)…川又俊則(鈴鹿大学教授/宗教社会学者)
「隣接世代間の競合と隔世代間の協調という見方もある孫への宗教継承時代」

宗教指導者の継承は、常にその社会の意識が強く影響するものだ。たとえば、長寿化と人生100年時代という現下、父から子へよりも、祖父から孫へという継承が目立ち始めている。そこには世代間問題のみならず新たな生き方の姿も見える。



葬送の習俗が揺らいでいる深層にあるもの〔22〕…山田慎也(国立歴史民俗博物館教授)
「困窮者の葬儀に対して公的支援が始まったのはなぜか」

今でこそ、困窮者の葬儀には公的扶助があるのは当たり前とみなされているが、そうなるまでの葬儀は民間の慈善だったことがこれまでのリポートで分かった。それではいつ、いかにして福祉として行政が葬儀支援を行うようになったのか。



好評連載 日日是薩婆訶(にちにちこれそわか)〔65〕
「単に女性議員の比率を上げるだけでなく日本的ジェンダー平等の議論を」…玄侑宗久(臨済宗妙心寺派住職/作家)




連載[寺院・住職に直言・提言する]
麿 赤兒 (舞踏家/俳優 大駱駝艦主宰) … 「宇宙の次元」
松重 豊 (俳優) … 「生と死と愛をみつめる生業について間」


 絶賛大人気! 
 本誌好評連載中の「寺院・住職に直言・提言する」より25話を厳選、収録した単行本『各界第一人者25人による今こそお寺に言いたいこと』(興山舎『月刊住職』編、定価2,530円)がたちまち大好評です。元首相、作家、俳優、ジャーナリストなど各界の著名人25人による寺院住職への忌憚なき意見・提言・随想は住職のみならず在家の人にもぜひ読んでほしい! <詳細を見る>



 いま、売れてます 
 富士山山頂や原爆ドーム、バチカン、エジプトのピラミッド前、全国の市役所、公園、学校、観光名所、街角、神社教会、それに各宗の寺院にも建っている「世界人類が平和でありますように」とは何か。世界194カ所に20万あまりのポールを建立した五井昌久の宗教と人生を学術的に初めて解明した第一級研究書。 <詳細を見る>



四苦八苦に応える臨床仏教ケアスタディ〔10〕…谷山洋三(東北大学大学院准教授、真宗大谷派僧侶)
「末期がんを決定づけられた檀家夫婦の再訪に動揺する住職の対応」

親しい檀家の相談の中でも、余命を宣告された末期がんのケースは、傾聴する住職にとっても難しい試練といえよう。当然、住職といえども冷静でいられないこともあろう。けれども、その正直な動揺がかえってケアになるかもしれない。



誌上セミナー やればできる!寺院活性化のためのケーススタディ〔48〕
「最先端クラブハウスから生まれたお寺の入り口作りって何か」…堀内克彦(宿坊研究会代表)

ネットのコミュニケーション力は急速に世界を変えつつあるが、今また新たなサービスが始まった。「クラブハウス」という。もうすでに、これを活用するお寺や僧侶もかなりおられる。利点はもちろんだが、懸念もある。まずその実際を知ろう。



連載ドキュメント 新米住職のワーキングプア記〔44〕
「家制度でやってきたお寺を変えたいのに変えられないのはなぜ」…水月昭道(浄土真宗本願寺派住職)




初めての人に仏教を説くために 最新版仏教文化基礎講座〔120〕
「仏弟子でも最終ゴールは『成仏』ではないとされたのはなぜか」…鈴木隆泰(山口県立大学教授・寺院住職)

 新刊大好評! 
 日本印度学仏教学会賞受賞者・鈴木隆泰教授の本誌連載の単行本『ここにしかない原典最新研究による本当の仏教』第4巻-釈迦族の悲劇からも分かる誰もが救われるお釈迦様の教え(定価2,640円)ができました。第4巻は、釈尊と同時代の沙門六人の教えと違い、「老い」や「死」や「愛」に対する釈尊の教誡、在家信者に釈尊が説いた布施や現世利益の教え、仏弟子にとって何が大事かが分かる教え、釈迦族滅亡の謎と愚鈍な周梨槃特の覚りなどを詳述。既刊の第1~3巻も好評発売中です(ともに定価2,640円)。
<第1巻の詳細> <第2巻の詳細> <第3巻の詳細> <最新刊・第4巻の詳細>



現代日本の宗教最前線の状況と問題〔94〕
「エッセンシャルワーカーとしての宗教者」…櫻井義秀(北海道大学教授・宗教社会学者)
 新刊刊行 
 本誌連載の櫻井義秀教授の単行本『これからの仏教 葬儀レス社会 人生百年の生老病死』(定価2,530円)がたちまち大好評です! 新型コロナウイルス以後、葬儀をしたくてもできない時代が来るかもしれない。そのとき仏教は人々の苦に寄り添えるのか。寺院住職のニューノーマルが問われる必読書。 <詳細を見る>



障害者を快く迎えるお寺にしよう〔60〕
「優生保護法が廃止されても影響力はかえって増しているのではないか」…野沢和弘(毎日新聞客員編集委員)




[ショートルポ]
●福岡市の本門佛立宗寺院がコロナクラスターの危機を乗り越えた教訓に学ぶ――住職はじめ僧俗7人が感染し寺院完全封鎖後に何が起きていたのか
●横浜市仏教会によるコロナ禍の食事支援活動3000食超――今みんなが心の困窮者ゆえのお弁当無料配布




[法律・税金相談]
法律相談… 長谷川正浩(弁護士)・伯母治之(弁護士)
質問1 寺子屋などをしていたら市から寺に助成したいといわれたが問題ないか
質問2 重要文化財の仏像を国にも宗派にも無断で売買契約されたが無効にできるか

税金相談… 河村照円(税理士・行政書士・寺院住職)
質問1 寺有地を有料の駐車場にしたいけど赤字でも税金の申告は必要ですか
質問2 介護費用の自己負担金が戻ってくる制度があると聞いたが本当ですか






 [好評連載]

 誌上講座・今からこれから未来の仏教ラボ〔28〕…遠藤卓也(『未来の住職塾』講師)
 
「農家のためお寺に寺院活性化委員会を作りたい」 対論…中村一善(徳島県・高野山真言宗観音寺住職)
 松本紹圭のテンプルゼミ(14)「企業組織に僧侶が必要になる時代が」



 認知症高齢者と共に歩む僧侶如実記〔18〕
 
「介助のなかでも特に比重が大きい排泄について実感したこと」
  日髙明
(社会福祉士/浄土真宗本願寺派僧侶)


 本当の創価学会問題〔108〕
 
「創価学会が多くの信者を獲得し組織を維持してきた『座談会』の過去と現状の懸念」
  段勲
(ジャーナリスト)


 今こそ宗教と法律の問題新講座〔75〕
 「ペットを扱う寺院が守るべき法律」
  櫻井圀郎
(宗教法および宗教経営研究所長教授)


 色即是空の科学事始め〔179〕
 
 「コロナの中のオリンピック――やるか中止かの帰趨の最後の時節になったので改めて言いたい」
  池内了
(総合研究大学院大学名誉教授・宇宙物理学者)

 既刊好評 
 本誌連載を単行本とした『人間だけでは生きられない―科学者として東京オリンピックに反対します』(定価2,530円)が各界より大注目です。「年をとると一日が速く過ぎるわけ」「放射線被曝限度量は誰が決めるのか」など、日本を代表する宇宙物理学者による最新科学情報の厳選70話を収録。 <詳細を見る>



 臨終医しか知らない大事な話〔28〕
 「この1年間で入院患者の症状が不思議に変化した訳」
  志賀貢
(内科医/医学博士)


 今からの宗教酔眼千里眼〔89〕
 
「日本人と現代仏教の位相(89)――近代仏教とは何か(9)」
  島薗進
(上智大学教授・日本臨床宗教師会会長)


 70億人の宗教トレンド〔130〕
 「僧侶もデモに立つミャンマーの政治変動の背景には必ず宗教がある」
  荒木重雄
(アジア社会研究者・社会環境学会理事長)


 古今東西名著万巻のススメ〔95〕
 「小此木啓吾著『日本人の阿闍世コンプレックス』を読む」
  芹川博通
(比較思想学会元会長・日本宗教学会元理事)


 コラム 盆踊り全国漫遊記〔67〕
 「この夏の盆踊りはどうする!?」
  柳田尚也
(湘南盆踊り研究会代表)



[別冊付録](12ページ) ●毎号「法話特集」の別冊が付きます。



 既刊好評 
 本欄掲載を元にした、井上ウィマラ(日本仏教心理学会会長)著『子育てから看取りまでの臨床スピリチュアルケア』(定価2,420円)が大好評です! 家族の問題や肉親の死に心をいためる人々をケアする人にこそ救いが必要な現代、臨床仏教スピリチュアルケアの第一人者による事実に即したケアの方法と効果を記す厳選50話。僧侶やカウンセラー、看護介護者、ケアワーカー、セラピストなどの専門職にこそ必読の実践書。
 
<詳細を見る>



 露の団姫のお笑い仏教寄席〔71〕
 「息子はミッション系の小学校に入れたかった親心の訳」
  露の団姫
(つゆのまるこ、落語家)
 既刊好評 
 本欄掲載のとっておきの35話を書籍にした『みんなを幸せにする話し方――露の団姫の仏っちゃけお笑い問答』(定価1,870円)が、大好評です! 人を和やかにする法話のヒントが満載。どこから読んでも話のネタになる。仏教落語家ならではの話し方で檀信徒へのお説教も面白く伝えられます。笑いこそ法話に不可欠だと誰もがナットクの一冊。
 
<詳細を見る>



 お説教のタネ本「すべて自粛の中でリハビリ博士が選んだ名言」


 在俗の説法者〔225〕 「『月光』は被災者と共に」
  篠原鋭一
(曹洞宗住職・自殺防止ネットワーク「風」代表)

 既刊好評 
 この連載を元にした単行本、篠原鋭一著『この世でもっとも大切な話』(定価1,980円)が、各方面から大絶賛です。「少年院からの手紙」「風でもいいから会いたい」「原発に引き裂かれたもの」など感動あふれる説法の話材となる30の実話を収録した最高最善のお説教読本です。また、MBSラジオで連続ラジオドラマにもなった、感涙のロングセラー『みんなに読んでほしい本当の話』第1集第2集第3集(定価 各1,572円)、第4集(定価2,200円)も檀信徒や友人へのプレゼントに大好評です。



 生きるとは何か〔129〕 「アホな自分がわかる話」
  亀井鑛
(NHK Eテレ「こころの時代」元司会者)

 既刊好評 
 この連載および旧連載「伝承説話の智慧」を元にした落語と仏教説話満載の単行本、亀井鑛著『だれでもできる大往生』(定価2,090円)、面白くてためになる落語名作をまとめた『落語で大往生』(定価1,870円)がいずれも大好評。住職の法話の教本として、また人生に悩む檀信徒への施本に最適です。



 住職のための今月のことば
 
「中国にいたって仏が太った訳」
  稲垣真澄
(産経新聞元編集委員・ジャーナリスト・僧侶)

 既刊好評 
 この連載を元にした稲垣真澄著『いつでも法話ができる現代布教キーワード必ず説きたい176話』(定価3,190円)が大好評。「TPP」「ゼロ葬・直葬・墓じまい」「ドローン」など現代を読み解くキーワード176を14のジャンルに分け、キーワードごとに見開き2頁で編集。毎日起きる出来事や変化を素早く法話に織り込むための実例集として最良最適。
 
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 すぐ使える法話セミナー〔48〕 「阿弥陀如来を説法に」
  村越英裕
(臨済宗妙心寺派住職・イラストライター)

 既刊好評 
 なぜ人の死に仏教がかかわり、僧侶がその導師となれるのか。村越英裕著『すぐに活用できる 全宗派対応 葬儀実践全書』(定価4,730円)では、その答えとなる各宗の葬儀次第、戒名法名法号、歎徳文・諷誦文・引導・表白の法語、導師の説法などの全要諦をそのまま使えるように編集。僧侶必読の書。 <詳細を見る>



 法語伝道聖句三昧〔268〕 「梅には梅の椿には椿の花さけり人間の生涯のなんぞしだらなき――土岐善麿」
  渡邉照敬
(真言宗智山派住職)


 いまどきマンガ説法〔105〕 「渋滞地獄」
  佐々木正祥
(真宗佛光寺派住職)






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